あなたの強みは、視覚、言語、聴覚のどこかに必ずある。
おもむろブログ更新も様になってきた今日このごろ。
今回は本から学んだことをぜひともみなさんと共有したくて、筆を執った、ならぬキーボードを叩いた次第です。
本のタイトルは
『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』
と、タイトルから若干敬遠されるかもしれません。
ですが、この認知特性が実に興味深い。
※もしもよろしければ、
少々手間ですが、
1.こちらのサイトへ飛んで
2.エクセルファイルをダウンロードして
3.診断を実施してから読んでいただく
と、面白いかもしれません。
もちろん、読み終わった上で実施していただいても面白いですよ。(タブンネ)
さて。
今まで皆さんの経験でこんな奴はいませんでしたか?
・試験前に血眼でノートを取っている私。隣のやつはノートすら開いていやしない。なのにそんなやつに限って、点数がいい。なぜなんだ!
・地図を渡されたら、信号の数だのポストの場所まで緻密に描いてある地図を渡された。どこまで記憶しているんだ!
・話している時に、ダジャレを挟みまくる奴がいる。寒い!もうやめて!
一部心が痛むような事例があった気がしなくもありませんが、まぁとにかく。
これらの一見特異に思われるような人のパーソナリティが、
人それぞれの認知特性で説明できる!
というのが、紹介する本の要点なのです。
認知特性は大きく分けて3つに区分されます。
- 視覚優位者
- 言語優位者
- 聴覚優位者
また、それぞれ内訳がございますので、ご紹介していきましょう。
[視覚優位者]
[①カメラタイプ(写真(カメラアイタイプ))]…アーティスト系
・写真家、画家、デザイナーに多い
・物事を写真にして記憶する
・何も見ずにキャラクターの絵が描ける
・歴史の本を読むと、文章だけでも城や戦いの場面がスムーズに思い浮かぶ
・道順を説明する時は、路線図か地図、あるいは(〇〇駅→□□駅→☓☓病院)のような
図式を使う。
※たまーに、「教科書を見て覚えるんだよね。文字じゃなくてページを写真として記録する感じ~」なんてインタビューを読んだことがあるけど、きっとこのタイプ
なんじゃないですかね。
なお、あたしのテスト結果の中で一番点数が低かった特性です。
[②3Dタイプ(三次元映像タイプ)]…どんな人の顔も見分けられるエキスパート
・建築家、パイロット、外科医、機械技術職、舞台製作者、テレビカメラマンに多い
・映像として物事を記憶する。
・人は顔で覚えるのが得意。
→人の変化にも気づきやすい傾向があり、変わったところを上手に指摘できれば恋愛上手になれる素質があるとか。
・歴史の本を読むと、城や戦いの場面が浮かびやすい
・道順を説明する時は、地図に加えて、信号の数やポスト、店の看板まで書き加えられる。
※建築家の方だと、
「設計図を見ただけで立体化した建造物が浮かび上がり、様々な角度から建造物がどのように見えるかが分かる」人もいらっしゃるそうです。
脳内で立体図形を3D回転させるなんて、一番苦手かも…
[言語優位者]
[③ファンタジータイプ(言語映像タイプ)]…イメージをすぐに言葉にできるファンタジスト
・コピーライター、絵本作家、編集者、作詞家に多い
・比喩が得意
・言語を映像化するのも、映像を言語化するのも得意
※上手いこと言える人ってこのタイプっぽいよね。話が上手い人って、まるで絵が見えてくるかのような話し方をするイメージ。
[④辞書タイプ(言語抽象タイプ)]…ノートづくりの達人
・内科医、作家、教師、金融関係者、心理学者に多い
・書いて覚えるのが得意で、ノートがめっちゃ綺麗な傾向
・歴史の本を読むと、家系図や人物相関図が浮かびやすい
・人は名刺の名前で覚える
※ノートがきれいな人がうらやましかったけど、こんな傾向になるんだなぁ。
[聴覚優位者]
[⑤ラジオタイプ(聴覚言語タイプ)]…ダジャレ上手
・弁護士、教師、落語家、アナウンサーに多い
・ダジャレが得意
・話を聞いて理解するタイプ
・映画のセリフやCMのフレーズを覚えるのが得意
※あたしはこれがぶっちぎりで高かったです。ダジャレとかすぐ浮かんでくるし、幼少のころに電気屋さんの冷蔵庫前で「男はだまってサッポロビール」とのたまったらしいし… あと、初対面の方に「落研にいたんですか?」ってめっちゃ言われるのもきっとこのせいだな。
[⑥サウンドタイプ(聴覚&音タイプ)]…英語の発音も素晴らしい絶対音感タイプ
・音楽家に多い
・絶対音感があり
・モノマネが得意
・メロディーを覚えるのが得意
※外国語のイントネーションや発音をまねするのがめっちゃ得意なタイプだそうです。一度聞いただけでメロディーを覚えられるのってかっこいいなぁ。
以上、タイプの説明でした!
もしかしたら今まで、
・どうしてこんなに英単語を書いているのに覚えられないんだろう
・どうしてこんなに方向音痴なんだろう(おもに自分)
なんて悩み事や、
・どうしてこんなにこの人はダジャレが思い浮かぶんだろう
・どうしてこの人のノートはここまで緻密で美しいんだろう
なんて自分にはないスキルへの憧れがあったかもしれません。
ですが、自分にとっての当たり前が、ほかの人にとっては当たり前でないことって結構あるじゃないですか。
自分にとって当たり前だけど、ほかの人から見たら立派な長所って気付きにくくて、ついつい目立ちがちな短所ばかり気にしてしまうことってあると思うんです。
でもそれは短所とか欠陥ではなくて、認知特性がかみ合ってなかっただけ。
自分の認知特性にあった方法論を見つけさえすれば、今まで気にしていた短所を補って余りある長所であなた自身をフォローすることができるのです!
というわけで、書評終わり!
最後に診断リンクを乗っけときます!
やってみたら、皆さんがどのタイプだったかも教えてくださいね~
ちなみにあたしの結果はこんな感じ!