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1/12 芥川龍之介 歴史プレゼン @御茶ノ水ビンデン

1/12に、御茶ノ水ビンデンさんにて金曜恒例の歴史プレゼンをやってきました!

 

タイトルは『芥川龍之介 文豪ときどき中二病』 です。

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芥川龍之介先生といえば、

 ・『蜘蛛の糸』〜もしも仏陀様がUFOキャッチャーをしたら〜

    ・『杜子春』   〜絶対に声を出してはいけない地獄めぐり〜

といった教訓あふれる児童物

 

 ・『羅生門』 〜生きるためならどっちもどっち〜

 ・『藪の中』 〜それでも僕は見たつもり〜

といった歴史物

 

 ・『或る阿呆の一生』 〜そこまで自分を責めぬとも〜

    ・『歯車』     〜軋んできた頭の中〜

といった、晩年の闇がつまってる物

 

まで幅広いジャンルで作品を書かれています。

 

そんな中から、きわめて異色な作品を2作紹介しました。

 

まずは、

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侏儒の言葉

   侏儒とは、取るに足らないつまらん奴って意味です。


「取るに足らないつまらん奴の言葉」

なんて、誰が聞くのかって感じですが、それを言うのが芥川龍之介先生だから聞かざるを得ない。

 

 どんな作品かと一言で言うならば、

 【芥川龍之介Twitter

 です。

 

例えばこんな感じ

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文体はポップに仕上げましたが、あるお題に対して、芥川先生が持てる知識をフル動員して、様々なことを書き連ねた短文集なのです。

 

他にも

 

クレオパトラの鼻が少しでも曲がってたら、歴史は変わってた、とかあれ嘘だよね。好きな人だったら少し鼻が曲がっていようが、他の長所見つけて好きになるでしよ?」

 

とか

 

「道徳って要するに、左側通行の別の言い方だよね」

 

とか、概ねこんな感じで話を進めます。

 

芥川先生特有の、

「僕の作品を読んでくれる賢明な読者諸君は分かってくれるよね?」

 

っていう自信とそれに伴う不親切さ。

いわゆる厨二病っぽさ!

 

こここそが、芥川先生の魅力的なところだと思うんです!

 

で、次に紹介した作品を一言で説明するなれば、

 

「演者全員が真顔でボケ倒すツッコミ不在の歴史コント」

 

です。

 

詳細は…

 

あえて語りません。

 

聞きたくば、私が御茶ノ水ビンデンさんにての語りを聞きに来てください!

http://発酵食品.tokyo/

 こちらにて毎週金曜日開催いたします!

 

東北の美味しい食事と、美味しいお酒が待っています。

 

お気軽にふらっとお越しください!